縁結びの神様~出雲大社~

こんにちは!

はとです!

 

島根県と言えば、「縁結び

縁結びと言えば、「出雲大社

それくらい縁結びで有名な出雲大社

今回は、出雲大社をご紹介します。

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出雲大社ってどんなところ?

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出雲大社

島根県神の国・神話の国と言われるのは、よく知られている話です。
10月の昔の言い方で「神無月」と言われますが、島根県では「神在月」と言われます。
これは、全国にいる八百万の神様たちが一同に出雲大社に集まるためです。
神様たちは、出雲大社に集まって来年のことを話し合うそうです。
その中で、「どこどこの誰と誰を夫婦にしよう」と言うことも話し合われるそうです。

そんな重要な話し合いの主催者である出雲大社が祀っている神様は「大国主大神」です。
では、八百万の神様をお迎えする大国主大神様とはどんな方でしょうか?

大国主大神様とは?

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大国主大神

大国主大神様は七福神の「だいこくさま」として紹介されることもありますね。(厳密には別人なのですが)

大国主大神様は、スサノオノミコトの子孫で、出雲国(今の島根県)に大国をつくった神様です。
また、鳥取県の神話である「因幡の白兎」にも登場し、心優しく医薬にも精通していた方でした。

その心優しい性格に心打たれた八上比売という絶世の美女と結婚することができます。
しかしながら、そのことでほかの神様たちから嫉妬されて2度も殺されてしまいます。
(八十神の迫害)

大国主大神様は、ほかの神様から逃れて根の国というところに向かったのですが、そこでスサノオの娘であるスセリビメと出会って一目惚れします。

スセリビメスサノオ大国主大神様を紹介すると、スサノオはとてつもない試練を与えます。
大国主大神様がスサノオから試練を与えられるたびにスセリビメに助けられて、ついに逃走することに成功します。
大国主大神様はスセリビメととともに太刀と弓矢を持って出雲国に逃げました。
その途中、追ってきたスサノオに「その太刀と弓矢でほかの神様を従わせて、スセリビメを妻にして、大きな宮殿をつくれ」と言いました。

出雲国についた大国主大神様は、太刀と弓矢で神様たちをすべて退け、ほかの神さまと一緒に日本の国づくりをはじめました。

その後、日本を作った大国主大神様のもとに、天の国から日本を天照大神様に譲ってほしいという依頼がきました。
大国主大神様は悩んだ末に、日本を天照大神様に譲り、その代わりとして立派な宮殿を作っていただきました。(国譲り神話)
その際天照大神に、「目に見えない世界を司り、そこにはたらく「むすび」の御霊力によって人々の幸福を導いてください」と申されました。
また、天照大神様の御命令によって、神様が出雲国にお集まりになりました。

(諸説あり)

由緒

前述の通り、大国主大神様は「むすび」の力で人々に幸福を導いています。
もちろん、縁結びもその中の1つです。
しかしながら、出雲大社の縁結びは男女の縁だけではなく、生きとし生けるものが共に豊かに栄えるための結びつきです。

出雲大社はほかの神社とは違い、「2礼4拍手1礼」なので、参拝する際は気をつけてください!