マルチの勧誘に引っかかってみた～注意喚起～
こんにちは！
はとです！
最近、TwitterやInstaglamのDMになにかの勧誘が来ることが多いです。
SNSを利用している方の中にはこうした勧誘のDMが来ることが珍しくないですよね。
こんなの引っかかる人いるのかと思いますが、いるからたくさん存在しているんですね。
今回送られてきたDMはこんな感じでした！
こういう勧誘って、ふわふわっということは言いますが、具体的なことはなにも言わないで、とりあえず動画を見てくれとか、セミナーに来てくれとかいいますね。
こういう人って、「夢」とか「自分らしい生き方」とか大好きです。
これを読んだだけではなにもわかりません。
ただ、お金を稼ぎたい人や、夢を持っている人、自分らしく生きたいなんて思っている人はたくさんいます。
そういった文言を入れると、読み手から「私のことだ！」と思ってもらい、
話を聞いてもらいやすくなります。
また、SNSのアカウント、今回はTwitterですが、Twitterの投稿内容もたくさんお金を稼いでいるというアピールと「儲かっている人はこれをしている！」みたいな投稿が多いです。
マルチ商法の勧誘は、時間や場所を指定することが多いようです。
また、誰にでも送っているわけではないと言ってくることが多いですし、
24時間以内に回答してくださいとか、あと〇名で募集終了ですと言った文言も見受けられます。
これは人間の心理をついたもので、お店で「期間限定」とか「数量限定」で販売しているようなものです。人間はこうした制限があるとバカになります。
動画のリンクが送られてきました。
最初はワンクリック詐欺やウイルスを疑いましたが、調べてみるとそうではないようです。
動画を見てみました。
動画は3つに分けられていました。
1と2はマインドの話というか、私は今こういう生活をしていますとかのお金持ってます自慢と、簡単にお金を稼ぐ方法と社会に対する批判で終わります。
1と2に関しては、具体的な話はなんにもありません。
こういう勧誘の話をするときの登場人物は、だいたい大学や会社を辞めているのはなぜなのでしょうか。
3つ目がついに本題です。
3つ目には簡単なやり方が紹介されていました。
「マルチ・ティア・プログラム」というそうです。
話を冷静に聞いていると、マルチ商法だなとすぐにわかるような内容です。
たぶん1と2でマインドの部分を説得させないと、怪しいと思われるためだと思います。
3つに分けられているのもそのためですね。
マルチ商法は基本的にほかの人を勧誘しないといけません。
そして勧誘するときは、ほかの人を勧誘できるということが前提で話されています。
この世の中で、ほかの人をマルチ商法に勧誘するのはかなり難しいです。
また、登録費と会費がかかります。
今回勧誘されたものだと、登録費が12万円（税別）と月１万5000円かかるそうです。
その後の説明で、1人勧誘すれば紹介料の3万円と継続料3750円が振り込まれるそうです。
つまり、4人勧誘すれば元が取れるということですが、4人勧誘しないと赤字なわけです。
つまり、儲けるためには4人勧誘することが必須となります。
それでは、みんなが4人ずつ毎月勧誘するとどうなるか
一般的に、1人が毎月2人を勧誘していくと、「会員数＝2**X-1」という計算式になります。
計算すると2**27-1=1億3421万7727人となり、27か月目には日本の人口を超えるという計算になります。
毎月4人だと4**14-1で、2億6843万5455人になります。
わずか１年ちょっとで日本の人口を超えます。
ちなみに、27か月もすると世界人口を超えます。
無理ゲーですね。
商品を販売したらその販売した一部が振り込まれるということでしたが、
掛け率もわかりませんし、詳しく説明もされていなかったので、
ここの収入はあまりないのかもしれません。
冷静に計算してみると、これやばいなと気づけるわけです。
コロナウイルスで収入が減っている方が増えて、こうしたマルチ商法が流行しています。
大学生や新社会人の方は特に狙われやすいです。
甘い言葉に騙されずに、一旦冷静になって、1つ1つ検証していきましょう！
