私の熊本地震 ゴールデンウィーク
実家に帰ってから、同郷の同級生たちで集まり、ボランティアの計画を立てました。
たしか7人の同級生で構成されていたと思います。
みんなで話し合って募金活動をすることになりました。
早速警察署に行って募金活動の許可を取って、ゴールデンウィークを待ちました。
友人はその後も動いてくれていたみたいで、日本赤十字社や東海大学の先輩方と協力して行うことになりました。
最初募金活動をするときはドキドキです。
最初はあまり声が出ませんでしたが、日本赤十字社の
方々と一緒にやっているうちにだんだんとみんな声を出せるようになりました。
ニュースで大きく報道されていたこともあり、けっこう募金してくださる方がいらっしゃいました。
私たちはシフトを組んで募金活動を行なっていました。
最初は本当に手探りで、反省点などを共有しながら進めました。
例えば、募金活動をしていると疑われることがあります。本当に復興のために使うとか、本当に東海大生かというような感じで。
なので、学生証を首に下げたり、日本赤十字社の協力であることを伝えたり、その都度改善していきました。
私の予想を超えて、かなりの額が集まりました。
本当に驚きました。
この活動のことを叔母に伝えると、道の駅で協力していただけることになりました。
道の駅で募金箱を置いていただき、貯まったら南阿蘇村におくっていただけるということで、とてもありがたかったです。
募金活動は全国で多くの東海大生によって行われました。
本当にすごいです。
しばらく経って、6月下旬から大学が再開しました。
そのときに、全国で募金活動を行なっていた人たちが集まって、今後のことを話し合いました。
その時に、阿蘇復興への道プロジェクトとして、大学公認の団体になることとお祭りを開くことを聞かされました。
私たちは阿蘇復興への道プロジェクトの初期メンバーとなり、阿蘇地域の復興を目標に、さまざまな人たちと協力して活動を行いました。
外部の方との調整やプロジェクトの管理などは先輩方が全てやってくれて、私たち1年生はついていくので精一杯でした。
いつのまにかお祭りの概要が決まり、瞬く間に開催への準備へとなりました。
みんなはじめてのことだったので、てんやわんやでした。
お祭りは既存のものを改造して開催することになっており、学園祭のような感じで行われました。
有名人を呼んだことやいろんな団体を招待したことで、かなり大きなお祭りとなりました。
最初のお祭りは まずまずの出来でした。
反省点も多くでました。
これは来年度からの活動にいかすことにします。