熊本地震 4月17日
昨日の続きです
朝起きると女の子たちはもう起きていました。
おにぎりを食べて時間があったので、同級生とキャッチボールをしました。
キャッチボールから戻ると、女の子たちが新聞紙で箱を作っていました。
どうやらトイレの水が流れず不衛生なので、どうにか衛生的にしようとした工夫らしいです。
こういうアイデアが出るのはすごいです。
私は男の子たちとともに、高森町を探検することにしました。
驚いたことに、高森町ではインフラは止まっているものの、目立った被害がなかったのです。
私はどうにかここから脱出できないか考えていました。しかし、電車もバスも止まっている状況です。日豊本線は動いていると言っても高千穂を越えて宮崎県に入るのは無理があります。結局、親に迎えに来てもらうという選択肢しかありませんでした。
高森町には、auなどの移動基地局があり、携帯電話が復旧しました。コンビニもありましたが、商品がなにもありませんでした。
テレビでは連日熊本地震の報道をしていました。
そこで知り合いの死を知ることになりました。
つい数日前に元気だった方が突然死亡したというのは本当に衝撃でした。
一緒に避難してきた人たちが続々と帰宅していきました。
私たちも私の親が迎えに来てくれたので、帰ることになりました。
その帰り道、友人とボランティアをしようという話が出て、後日その話し合いに参加することになりました。
続く