標本箱をつくろう!

春らしく、暖かくなりました。
そろそろ昆虫たちが出てきますね。

昆虫採集は、昆虫を捕まえて飼育する以外にも、昆虫標本を作成するという楽しみもあります。
しかし、標本を作っても入れる場所がないと大変です。
今日は昆虫標本を保管する箱を作っていきます。

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チョウの昆虫標本

 

準備するもの

  • 木の箱(ファルカタBOX)
  • 縦横が木の箱と同じ大きさの木の板(ファルカタ)
  • 発泡スチロール(厚めの板状のもの)
  • ボンド(発泡スチロールと木をくっつけれるもの)
  • 防虫剤(ナフタレンもしくはパラジクロロベンゼン
  • カッター

全部ホームセンター等で購入できます。

作り方

作り方は簡単です。

  1. まず、木の箱に合わせて発泡スチロールを切ります。
    切った発泡スチロールをボンドで木の箱の底に貼り付けます。
  2. 次に、ふたを作ります。
    木の箱に合わせて発泡スチロールを切ります。
    切ったものを木の板に張り付けます。
  3. 最後に、はしっこのほうに防虫剤を張り付ければ完成です。

保管するときは、押入れなどの暗所で保管します。

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完成品

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昆虫標本を入れるとこんな感じです。(下手なのは許してください)

注意点

  • ナフタレンとパラジクロロベンゼンは一緒に入れないでください
    化学反応を起こします。
  • ナフタレンやパラジクロロベンゼンは火気に近づけたり、高温の場所に置かないでください。
    爆発します。
  • 防虫剤を入れないと、昆虫の死体を食べる昆虫などが集まります。
    非常に厄介です。