ペンギンとフグの水族館~海響館~

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山口県下関市

海響館は、関門海峡のすぐそばの「あるかぽーと」にあります。
参加型の展示施設や日本最大シロナガスクジラ骨格標本を展示した無料開設ゾーンを併せ持った施設です。

外観も「クジラ」のシルエットを流線形の大きな屋根で表現され、
ランドマークの役割を担っています。

www.kaikyokan.com

 

海響館の特徴

海響館は、世界最大級、日本初公開のシロナガスクジラの全長23mの骨格標本展示をはじめ、市の魚である「ふく(ふぐ)」の仲間を100種類以上展示しており、
世界一の展示数を誇っています。
なかには「マンボウ」などの珍しい魚も展示されています。

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ふぐの展示数は世界一

また、ペンギンプール世界最大級を誇り、プール内は水温約10℃、気温は約13℃で、亜南極圏の環境を再現しています。
さらに、ペンギンプールの水中部分はトンネルがつながっていて、
飛べない鳥「ペンギン」が、水中を飛ぶように泳いでいる様子を観ることができます

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ペンギンが泳いでいる姿を観ることができます。

ペンギンの展示は、ペンギンプールのほかにフンボルトペンギン特別保護区という飼育エリアがあります。
ここは、チリの「アルガロボ島」を再現し、特殊な土や専用の巣箱を用意することで、
フンボルトペンギンがより自然な状態で営巣や育雛ができるようにこだわった設計になっており、従来の展示とは一線を画する施設です。

この特別保護区は、チリ国立サンチアゴ・メトロポリタン公園よりフンボルトペンギンの生息域外重要繁殖地として指定をうけています。

その他の展示

カブトガニ

生きた化石と言われる甲殻類で、日本では瀬戸内海と北九州の一部にしか生息しません。
海響館では、生きたカブトガニを観ることができます。

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カブトガニが元気に歩いています。

ヘイケガニ
甲羅の模様が怖い人の顔に見えることから「ヘイケガニ」と呼ばれています。
関門海峡でかつて壇ノ浦の戦いで平家が滅亡したことから、平家の怨霊が乗り移ったと言われています。

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甲羅をよく見ると人の顔に見える。

このほかにもたくさんの水生生物が展示されていますので、
ぜひ行ってみてください!